オリジナルグッズを安く作るなら？1個から自作できるカッティングマシン活用術

2025/09/24

オリジナルグッズ制作、コストかかりすぎていませんか？

イラストを描く絵師・イラストレーターにとって、自分の作品をグッズ化するのは大きな楽しみのひとつ。
ステッカーやキーホルダーなどのオリジナルグッズを作って、イベントに出展したり、SNSで販売したりする人も増えています。

でも、実際にグッズ制作を始めてみると

「外注費が高い」
「在庫が余る」
「少量だけ作りたいのに、ロット制限がある」

など、コスト面での悩みが出てくることも。
特に、1個だけ試作したいときや、反応を見ながら少しずつ展開したい場合、外部にオーダーしてしまうと融通が利かず困ってしまいます。

外注（オーダーメイド）と自作、どっちが安い？価格で比較

オリジナルグッズ制作には「外注」と「自作」の2つの方法があります。
それぞれの特徴を、価格面を中心に文章で比較してみましょう。
今回は例としてステッカー制作の場合で比較しました。

CAMEO5を使ったステッカー制作における外注と自作のコスト比較表

外注の場合

外注でステッカーを制作する場合、最小ロットが50から100枚程度からの受付が一般的です。
初回の制作費は約5,000から10,000円ほどかかり、デザイン修正が必要な場合は追加で1,000から3,000円程度の費用が発生します。
納期も1,2週間ほどかかるため、すぐに欲しい場合には不向きです。
また、在庫を抱えるリスクや、デザイン変更のたびに費用がかかる点もデメリットです。

自作の場合（silhouette CAMEO使用）

一方、自作の場合は、家庭用カッティングマシン「silhouette CAMEO」を使えば、1枚からでも制作可能です。
本体価格は約40,000円と初期投資は必要ですが、ステッカー用紙は1枚あたり約30から50円と非常に安価。
デザイン変更も自由で、追加費用はかかりません。
さらに、納期はゼロ。思い立ったその日に制作できるのが大きな魅力です。

自作でもプロ並みの仕上がり！CAMEOの機能紹介

家庭用カッティングマシン「silhouette CAMEO」は、絵師・イラストレーターのグッズ制作に特化した機能が充実しています。

プリント＆カット機能

イラストを印刷した後、自動で輪郭をカット。ステッカーやシール制作におすすめです。
手作業では難しい細かいカットも、マシンが正確に処理してくれるので、髪の毛の流れや衣装のフリルなど繊細なイラストの輪郭カットも美しく仕上がります。

プリント&カットについてはこちらをチェック
自作ステッカーが簡単に！オリジナルイラストを本格グッズ化する方法

細かいカットもラクラク

ハサミでは切りづらい曲線や細部も、マシンが自動で処理。
「手切りだと失敗しそう…」という不安を解消してくれます。

A3サイズ対応

1枚のシートに複数デザインを配置できるので、イベント用のまとめ制作にも便利。
大きめのポスター風ステッカーや、複数キャラの展開にも対応できます。

専用ソフト「Silhouette Studio」も直感的に操作できるので、初心者でも安心です。
Silhouette Studioってなに？詳細はこちら